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カレンダーに書いてある曜日の法則性・規則性を知ろう!

カレンダーに書いてある曜日の法則性・規則性を知ろう!

私たちが日々目にしているカレンダーには、日数や曜日に法則性があることをご存知でしょうか。普段あまり気にしない部分かもしれませんが、意識してカレンダーを見てみると、興味深く面白い法則性を確認することができます。

この記事では、カレンダーの日数や曜日が持つ法則性についてご紹介しています。すぐに確認できることばかりなので、お手持ちのカレンダーを横に置いて、記事を読んでみてください。

以下に、カレンダーの日数や曜日の法則性を四つご紹介します。

一つ目は、月ごとの日数についての法則です。

1年は12ヶ月ありますが、月ごとに決められている日数は全く同じではありません。1年を365日とすると、以下のように365を12で割ってみてもきれいに割り切れず、端数が出てしまいます。このことから、月ごとの日数が違うことが確認できます。

■365÷12=30あまり5

月には、31日、30日、28日(うるう年のみ29日)の月があります。仮に、31日の月を「大の月」、それ以外の月を「小の月」とすると、それぞれに該当するのは以下の月です。

  • 大の月→1月、3月、5月、7月、8月、10月、12月
  • 小の月→2月、4月、6月、9月、11月

「小の月」については、「西向くサムライ」という語呂合わせで該当の月を覚えることができます。2月、4月、6月、9月、11月を、2(に)4(し)6(む)9(く)11(さむらい)と読みましょう。11月が「サムライ」となるのは、漢数字の「十一」を縦書きすると、武士の「士」となり、「サムライ」と読めるからです。

西向く侍語呂合わせ

二つ目は、月間カレンダーの縦列の日にちについての法則です。

月間カレンダーのいずれかの日付に着目すると、その上に位置する日付は元の数から7を引いた数、その下に位置する日付は元の数に7を足した数になっています。どこの日付であっても、上の日付は1週間前、下の日付は1週間後となり、必ず7日ずれているからです。

例えば、15日を見てみましょう。以下のようになっているのが確認できるはずです。

  • 15−7=8→上の日付は8日
  • 15+7=22→下の日付は22日
カレンダーの法則_縦列の日にち

三つ目は、月間カレンダーの横列の日にちについての法則です。

月間カレンダーの横列の日にちは、1、2、3、4と、1ずつ増えていきます。カレンダーの横列は、曜日に合わせて7つの日にちで構成されています。横列に着目し、それぞれの日にちの数を7で割った時、あまりは7通りです。

例えば、2023年11月カレンダーの3週目の数を7で割ると、あまりはそれぞれ、5、6、0、1、2、3、4となります。続けて、3週目の数を7で割ると、同じくあまりがそれぞれ、5、6、0、1、2、3、4となります。月の中で同じ曜日であれば、7で割った際のあまりは同じです。

四つめは、カレンダーの曜日の法則です。

ある月の中には、同じ曜日が4回あるケースと5回あるケースがあります。曜日が何回あるのかを求めるために、まずその月の中で1週間が何回繰り返されているかを確認してみましょう。月の日数を1週間の回数で割ると、曜日が何回あるのかを知ることができます。

  • 大の月(31日)の場合→31÷7=4あまり3となり、1.2.3日に該当する曜日が5回ある
  • 小の月(31日以外)の場合→30÷7=4あまり2となり、1.2日の曜日が5回ある

カレンダーの法則性を探したり確認したりする際は、うるう年の存在に気をつけなければいけません。

うるう年とは、例年であれば28日までしかない2月に、29日がある年のことを指します。うるう年は4年に一度訪れ、うるう年に該当する年を計算で出すことも可能です。うるう年がある時は、カレンダーの法則性がずれてしまう可能性があります。

うるう年の詳細については、こちらの記事を参照ください。

■2年後の曜日を計算しよう(うるう年は含まないものとする)

Q:イタミさんは2年後に中学校を卒業予定です。2年後の卒業式は何曜日になるのか気になりました。今年の卒業式が3月4日(月)なら2年後の卒業式は何曜日になるでしょう。
※うるう年は含まないものとするので1年は365日
※卒業式は毎年3月4日と決まっているとする

A:水曜日
解説:1年は365日、1週間は7日です。365日÷7日=52あまり1で、52週と1日という計算になります。次の年の同じ日にちの場合、曜日は1日進むことになるので1年後が火曜日、2年後が水曜日と分かります。

■5つの数字を足して割ると真ん中の数字になる?

カレンダーを用意し、上下左右・真ん中が隠れる十字を用意してください。十字をカレンダーのうえに置き、隠れた部分の数字を全て足してください。その合計値を5で割ると真ん中の数字になります。

カレンダーの法則_数字を足して割ると真ん中の数字になる?1

偶然と思われるかもしれませんが、違う月のカレンダーでも同じように試してみましょう。どこで何度試しても真ん中の数字になります。

カレンダーの法則_数字を足して割ると真ん中の数字になる?2

解説:真ん中の数をnと設定すると、前日は(n-1)翌日は(n+1)となります。また、1週間前は(n-7)1週間後は(n+7)となるため以下のような計算式が成り立ちます。

カレンダーの法則_5つの数値を足して5で割る

n+(n-1)+(n+1)+(n-7)+(n+7)=5n
→nの数値の5倍となる
5n÷5=n
→5で割るとnになる

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