うるう年はいつ来る?意味や計算方法についても解説!

今回のコラムではうるう年の概要をはじめ、計算方法やうるう年の一覧、うるう年が誕生日の人はいつ年をとるのか、などについて簡単に解説しています。
うるう年について簡単に理解できるような内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
うるう年とは
うるう年とは、2月が29日まである年のことです。うるう年がある年は、「平年」と呼ばれるいつもの年(365日)より1日多い366日となります。
実際の季節と暦とのずれを調整するため、うるう年が設定されるのです。
うるう年がないまま毎日過ごすと、極端な例ですが「8月なのに真冬」ということも考えられます。
また、うるう年の語源は、平年よりも日数・月数が多いことを表す言葉の「うるう(閏)」であり、漢字で書く場合は「閏年(うるうどし)」と表記します。
うるう年の計算方法
うるう年の計算方法は、太陽暦(グレゴリオ暦)で以下のように定められています。
- 西暦年号が4で割り切れる年をうるう年とする
- 1の例外として、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする
このように、うるう年はあくまでも「約4年に一度の周期」で訪れるものであり、必ずしも夏季オリンピックと同じ年に来るわけではありません。
うるう年を一覧で確認
うるう年の計算方法に従い、2000年から2100年までのうるう年を一覧で確認できるよう、表でまとめました。
西暦 | 和暦 |
2000年 | 平成12年 |
2004年 | 平成16年 |
2008年 | 平成20年 |
2012年 | 平成24年 |
2016年 | 平成28年 |
2020年 | 令和2年 |
2024年 | 令和6年 |
2028年 | 令和10年 |
2032年 | 令和14年 |
2036年 | 令和18年 |
2040年 | 令和22年 |
2044年 | 令和26年 |
2048年 | 令和30年 |
2052年 | 令和34年 |
2056年 | 令和38年 |
2060年 | 令和42年 |
2064年 | 令和46年 |
2068年 | 令和50年 |
2072年 | 令和54年 |
2076年 | 令和58年 |
2080年 | 令和62年 |
2084年 | 令和66年 |
2088年 | 令和70年 |
2092年 | 令和74年 |
2096年 | 令和78年 |
うるう年が誕生日の人はいつ年をとるのか
うるう年の2月29日に誕生日を迎えた人は4年に1度しか年を取らないのでしょうか。
法律上では、年をとるのは誕生日の前日です。つまり、2月29日生まれの人は「2月28日24時」に1つ年をとります。うるう年に生まれた人は、4年ごとに年をとるわけではない、ということです。
生活する上で必要な、免許証などの更新手続き・有効期間がある場合は「2月29日」が誕生日であっても「2月28日」をみなし誕生日として対応できます。
うるう秒とは
うるう年以外にも、「うるう秒」というものがあります。
うるう秒とは、時計と地球の自転のずれを調整するために設定されるものであり、うるう年のようにいつ追加されるか決まっていません。そのため、うるう秒は実際の生活ではほとんど意識されないものとなっています。
うるう秒の問題点として、システム障害を発生させる原因になっていることが挙げられます。このような理由から、うるう秒は2035年までに廃止される見込みです。
まとめ
今回のコラムでは、うるう年やうるう秒の概要、計算方法やまとめ一覧などをお伝えしました。
うるう年は実際の季節と暦とのずれを修正するものであり、「うるう年がいつであるか」は明確に定義されています。
頻繁に訪れることのないうるう年ですが、コラムを参考に理解を深めてみてください。