カレンダーを郵送するときの梱包方法を卓上・壁掛けタイプごとに解説
年末や年度末は、新しいカレンダーが出回る季節です。手元のカレンダーを譲渡や交換のために送ったり、販売促進のためのノベルティを送ったりすることもあるのではないでしょうか。
この記事では、カレンダーを郵送する際の梱包方法について、卓上タイプと壁掛けタイプのそれぞれに必要なものや手順を解説しています。郵便事故や破損などのトラブルが起きないように、郵送にかかる料金や受け取り方法などのポイントを押さえておきましょう。
カレンダーを送るときの梱包方法
カレンダーは紙でできていることが多いので、折れ曲がりや水濡れが起こらないように梱包することが大切です。卓上タイプのカレンダーと壁掛けタイプのカレンダーでは梱包方法が多少異なるため、以下にそれぞれご紹介します。
卓上カレンダーの梱包方法
卓上カレンダーを梱包する際に必要なものと梱包手順は、以下の通りです。
■必要なもの
- ビニール袋やOPP袋
- 厚紙や段ボール
- テープ
- 紙袋や封筒
- 緩衝材（可能であれば）
■梱包手順
1：水濡れを防ぐため、ビニール袋やOPP袋に入れる
2：折れ曲がり防止のため、厚紙や段ボールで挟み、テープで固定する
3：緩衝材で包む
4：紙袋や封筒に入れ、テープで留める
壁掛けカレンダーの梱包方法
壁掛けカレンダーの場合は、筒状に丸めて送る方法と丸めずに送る方法があります。カレンダーのサイズなどを考慮して選びましょう。
①丸める場合
■必要なもの
- 不要な紙
- テープ
- ビニール袋やOPP袋
- 緩衝材
- 筒状の箱や段ボール
■梱包手順
1：カレンダーを金具や糊付け部分から筒状に丸める
2：不要な紙でカレンダーを巻き、テープで固定する
3：ビニール袋やOPP袋に入れて余分な部分は巻いてテープで固定する
4：緩衝材を巻き付ける
5：筒状の箱や段ボールに入れる
カレンダーを巻く際は、癖がつかないようにふんわりと丸めてください。巻き終わりを固定する際は、カレンダーに直接テープを貼るのではなく、不要な紙を巻いてからテープ留めすることをおすすめします。カレンダーの水濡れや破損を防ぐため、ビニール袋やOPP袋に入れた上で緩衝材を巻き付け、筒状の箱や段ボールに入れて送るようにしましょう。筒状の箱や段ボールは、郵便局・配送会社、通販サイトなどで手に入れることができます。
②丸めない場合
封筒に入れることができるA3程度の壁掛けカレンダーであれば、丸めないで送ることができます。必要なものや梱包手順は、卓上カレンダーと同様です。
サイズが大きくなると運送中に破損しやすくなるので、厚紙や緩衝材などでしっかりと補強しましょう。
カレンダーを郵送する方法
続いて、カレンダーを郵送する方法をご紹介します。具体的な送料はサイズは重さによって異なるため、梱包後に郵便局の窓口で確認するようにしてください。
卓上カレンダーの場合
卓上カレンダーは梱包しても定形外郵便の規定内に収まることが多いので、比較的リーズナブルに送ることが可能です。ただ、定形外郵便は重さによって料金が決まるため、重くなりすぎると規定外となる可能性もあります。
サイズや重さの規定はありますが、ゆうメールを使って送ることもできます。ゆうメールを使って送れるものには条件があり、郵便局の窓口に預ける際に中身が確認できるようにしておく必要があります。中身が見えるような窓付封筒に入れるか、窓口で中身を提示しましょう。
配達状況を確認できるようにしておきたい場合は、追跡できるレターパックがおすすめです。レターパックにはいくつか種類があるので、サイズや厚み、金額に応じて選ぶようにします。
壁掛けカレンダーの場合
①丸める場合
壁掛けカレンダーを筒状に丸めて送る場合、比較的送料を安く抑えることができるのは規定外の定形外郵便です。梱包後のサイズや重さによって、送料は変わります。
ただし、定形外郵便の基本使用では配達状況を確認することができません。ゆうパックであれば追跡や保証サービスが付けられますが、定形外郵便よりは送料が高くなります。
フリマサービスを使ってカレンダーを譲渡する場合、配送サービスと提携していることがあります。郵便局ではなく運送会社に荷物を預けることになりますが、詳しくはサービスを提供しているサイトを確認するようにしてください。
②丸めない場合
壁掛けカレンダーを丸めずに送る場合、丸めて送る場合と同じく規定外の定形外郵便を使うと比較的リーズナブルに済ませることができます。A4サイズの壁掛けカレンダーであれば規定内の定形外郵便やレターパックで送れることもあるので、サイズや重さによって決めましょう。
参考：宅急便運賃一覧表 全国一覧 | ヤマト運輸
参考：【佐川急便】輸送料金｜荷物を送る・受け取る
参考：国内の料金表 - 日本郵便
カレンダーを相手に送るときの注意点
カレンダーを送る際は、水濡れや破損を防止するために梱包に気を配りましょう。カレンダーに合わない袋に無理矢理入れてしまうと、折れ曲がりやシワの原因になってしまいます。逆に、水濡れや破損を恐れるあまり過剰に梱包すると、送料が高くなってしまいます。カレンダーのサイズを考えて、梱包を行うことが大切です。
また、確実に相手に届けるためには、追跡サービスや対面での受け取りが必要な配送方法の選択も有効です。郵便受けに届くタイプの配送方法よりも送料が高くなることが多いため、受け取り希望時間と併せて相手に確認しておくとトラブルになりにくくなります。
まとめ
カレンダーを送る時の梱包方法と郵送方法、送る際に気をつけるべき点を解説しました。
カレンダー自体は安価なものであっても、好きな作品やアイドル、推しのカレンダーであれば受け取る相手にとって非常に大切なものです。また、ノベルティなどでカレンダーを送る場合、相手との関係を引き続き良いものにしたいという思いが込められています。受け取った側をがっかりさせないためにも、梱包や郵送のポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。