名入れカレンダーのレイアウト作成時のポイントを解説!

名入れカレンダーは、年末年始のご挨拶や会社名を入れたノベルティとして配布されるアイテムです。カレンダーを配布する会社は多いですが、デスクやオフィスにおいてもらえると一年を通して社名をアピールできることに期待ができます。
この記事では、内容が見やすいカレンダーにするために気をつけるべきレイアウトのポイントについてまとめています。名入れカレンダーを作成する際にはぜひチェックしてみてください。
名入れカレンダーにデザインできる範囲
まずは、名入れカレンダーのデザインできる範囲を確認しておくことが大切です。卓上カレンダーと壁掛けカレンダーでは、名入れできる範囲が異なっているからです。カレンダーにどんな情報を盛り込みたいのか、作成したいカレンダーにその内容が見やすくレイアウトできるのか、あらかじめチェックしておきましょう。名入れ部分には会社名やロゴのほか、代表的な商品名やサービス名、キャッチコピー、住所や電話番号、FAX番号やメールアドレス、URLやQRコード、マスコットキャラクターなどを印刷するのが一般的です。
名入れカレンダーのデザイン範囲は、印刷会社の商品ページに記載されていることがほとんどです。
下記は当店の「プラリングカレンダー」の名入印刷寸法です。
名入れカレンダーを見やすくするポイント
見やすい名入れカレンダーにするために下記の4つのポイントを押さえましょう。
名入れカレンダーに記載する文字のサイズ
1つ目のポイントは、文字のサイズです。伝えたいことが多いとさまざまな情報を記載したくなってしまいますが、情報量が多すぎると内容を読み取りにくくなってしまいます。壁掛けカレンダーであれば、印刷可能スペースに対して7〜8割程度の文字量で収めておくのがおすすめです。
卓上カレンダーの場合は印刷可能スペースがそもそも小さいので、スペースいっぱいに文字をレイアウトするケースもあります。
文字やデザインの配置
2つ目のポイントは、文字やデザインの配置です。印刷可能スペースは基本的に横長になりますが、社名や住所、電話番号といった情報をただ上から並べていくだけでは、読み取りにくくバランスも悪くなってしまいます。その場合、印刷可能スペースを左右に分割してレイアウトすることで読みやすくなります。
下記は、印刷可能スペースを左右に分割して情報をレイアウトした例です。横の余白がなくなってスペースが有効活用でき、視覚的にもすっきり見えることが分かります。

メリハリを要素ごとでつける
3つ目のポイントは、要素ごとにメリハリをつけることです。例えば、社名や店名、サービス名やブランド名などアピールしたい情報は基本的に文字のサイズを大きく設定します。その他の情報はやや小さめに設定し、メリハリをつけましょう。あまり文字を大きくしすぎると、カレンダーの日付の数字とのバランスが悪くなってしまうため、注意が必要です。
また、デザインの意図によっては、メッセージを伝えたいのでキャッチコピーの文字サイズを大きく、問い合わせを増やしたいので電話番号の文字サイズを大きくという選択をする場合もあります。

文字の縦線や文字の間隔を揃える
最後のポイントは、文字や記号の縦線や間隔を揃えることです。例えば、下記のように郵便番号と電話番号を記載する場合、「〒」と「TEL」の縦線が並ぶことになります。この縦線を揃えることで、すっきりとして見えます。

電話番号やFAX番号を記載する際、同じ桁数にも関わらず終わり位置がずれてしまうことがあります。その場合、まず「-(ハイフン)」や「(代)」の位置を揃え、そこから数字の位置を揃えていくと文字を整えることが可能です。

支店ごとの住所や電話番号を複数載せたい場合も同様に、まず支店名の横幅を揃えてから郵便番号や電話番号を調整しましょう。文字の始まりと終わりの位置を揃えることで統一感のある見た目にすることができます。

まとめ
名入れカレンダーを作成する際のレイアウトのポイントと具体的なレイアウト例についてまとめました。カレンダーを作成し、配布するのであれば、使ってもらえる見やすいカレンダーにしたいところです。今回ご紹介した4つのポイントを押さえて、販売促進効果の高いカレンダーを作ってみましょう。
当店では、卓上カレンダーと名入れ壁掛けカレンダーを販売しています。詳しくは、下記バナーからご覧ください。

